10月の勉強会 -利用者とのコミュニケーション-

10月28日に定期勉強会を行いました。

今回は、諏訪赤十字病院訪問看護ステーションの高橋光子看護師長を講師にお招きして「利用者とのコミュニケーション」というテーマで学ばせて頂きました。

コミュニケーションスキルは、介護の現場であってもとても大切なスキルです。
看護の現場で実践されているコミュニケーション技術を少しでも教えて頂き、我々の介護現場で実践できれば今まで以上のコミュニケーションがとれるのではないかと考え、当日聞いていました。

何気ない会話、意思を伝えたくても上手に伝えることができない、しゃべりたくてもしゃべれないといった、介護される利用者様には様々な状況があります。様々な状況を頭に思い描きながら、上手にコミュニケーションをとる必要性を実感できた瞬間でもありました。

 

 

1.コミュニケーションの手段

1) 言葉(言語的コミュニケーション)  バーバル
2) 言葉以外(非言語的コミュニケーション)  ノンバーバルの2種類

2.コミュニケーションを上手に取るためには

1) 相手に興味、関心を持つ
・上手な質問をする
・相手の話をしっかり聴く

2) 好印象の心がけ
・明るい雰囲気を出す聴き手
・相手の目を見て話す
・穏やかで話しやすい印象を意識する

3) 心理状態に合わせ、信頼を築く
・相手としぐさを合わせる

4) 良い聴き手になる
・話を良く聴く
・うなづき、あいづちを入れる

5) 質問上手になる
・相手の話をもっと引き出すために、会話の中に質問を組み込む
・相手に興味・関心を持ち、どんな質問が効果的か考えて行う

 

最後に講師から文字盤の取り扱い説明を受け、1対1で実技を行いました。