7月の勉強会 -食中毒予防に関して-

7月25日に諏訪赤十字病院栄養課の小澤管理栄養士を講師に迎え「食中毒予防に関する勉強会」を行いました。
季節的にも高温多湿で、食中毒の季節と言われるくらい非常に危険な時期です。
毎年恒例の勉強内容ではありますが、啓発も兼ね、知識をしっかり学び予防を徹底したいと考えました。

 

食中毒について
1) 最近の食中毒の傾向

・ 「つけない」「ふやさない」「やっつける」の徹底により古典的な細菌性食中毒は減少
⇒ 調理従事者からの二次汚染による食中毒が増加加熱すれば大丈夫というわけではなく、加熱後の温度管理が大事

2) 不顕性感染とは
・ 同じものを食べたのに症状を出さない人
症状がなくても便の中に菌(ウィルス)が出ることがある
常に自分が不顕性感染者だという意識をもつことが大事

3) 細菌性食中毒予防3原則
・ 付けない
・ 増やさない
・ やっつける

4) ウィルス性食中毒予防の4つの原則
・ 持ち込まない
・ 広げない
・ つけない
・ やっつける

5) 微生物は人の手を介して汚染する
ハンドソープでもみ洗い後、流水で15秒すすぎを2回繰り返すことで
残存ウィルス数が約数個に減る
手洗いの時間・回数が重要である

実際に手洗いチェッカーを使って適切な手洗いが出来ているのか確認することが出来ました。

自分の目で確認できることの良さ、というか怖さをしみじみ感じたようです。

菌は、身近に存在しますので、手洗いの重要さを実感しました。