7月の勉強会 -食中毒予防に関する勉強会-

今月は、毎年この時期恒例となりました、「食中毒予防に関する勉強会」を行いました。
講師をお願いしたのは、諏訪赤十字病院 管理栄養士の足助聡太先生です。

毎年恒例となりましたが、明日は我が身という精神で、職員皆真剣に先生の講義を聴きながら、発生させない努力を続けていきたいと思っております。
何でも慣れが一番怖いので、「自分は大丈夫」という気持ちを毎年一度リセットする為にもこの勉強会は続けていきたいと考えています。

■ 最近の食中毒の発生状況
サルモネラ菌、ウエルシュ菌、カンピロバクター、ノロウイルスで全体の8割を占めている

■ 食中毒を起こす主な細菌・ウイルスについて

■ 実際にあった食中毒事例について
1) 野外イベントで起こった食中毒の事例
食品名  鶏肉の寿司
原因物質 カンピロバクター
原因    鶏肉を加熱不十分な状態で提供したこと
対策   調理する際、十分に加熱する(中心温度75℃1分以上)

2) 保育園で起こった食中毒事例
食品名  きゅうりの浅漬け
原因物質 サルモネラ菌
原因   卵液を混ぜる横で和え物をしたり、生肉を扱う横で野菜を扱うなどしていたことが疑われる
対策   生食品、調理済み食品と肉や卵などは離して置き、同時調理を避ける

■ 家庭でできる食中毒予防
家庭でできる食中毒予防の6つのポイントの実践

■ 手洗いの効果と正しい手洗い
正しい手洗いによって手についた細菌、ウイルスを減らし食中毒を予防できる
・ 洗って、拭いて、消毒殺菌で効果は大
・ 正しい手の洗い方について実践を行いました

足助先生、本日はありがとうございました。
また1年、食中毒も隣り合わせということを常々考えながら、調理を行っていきたいと思っております。
今後共よろしくお願い致します。