10月の勉強会 - 訪問介護 接遇研修 -

10月の勉強会は、講師に諏訪赤十字病院 ホームヘルパーステーション 訪問看護ステーション 管理者の高橋光子 先生をお迎えして「訪問介護 接遇研修」 をテーマに行いました。
今回は、サブテーマで「こんな時、どう断るか」という内容にフォーカスして、講義が進んでいきました。

最初に医師法、保健師助産師看護師法などを正しく解釈することから学びました。

ヘルパーが行える行為としては

1、水銀体温計、電子体温計、耳式電子体温計で体温測定すること
2、自動血圧計で血圧測定すること
3、新生児以外で、入院治療が必要がないものに対しての動脈血酸素飽和度測定

が可能であるということを確認しました。

できることを確認したのちに、改めて出来ないことを確認しました。
できないことに関しては

◇ できないことの理由を伝える
1、ケアプランにあげられていない
2、ヘルパーに認められている業務ではない

ということを、しっかり利用者や家族に伝えることが重要であるという認識を改めて確認しました。

◇ 介護保険に関して

も、そもそも自宅や自宅相当の場所に限られる業務であり、やはりケアプランに挙げられているかが重要なポイントとなるということでした。

出来ない理由の伝え方は非常に重要であり、代替案を示すということも学びました。

◇ ヘルパーに認められた仕事ではない

医業との差別、便利屋ではないという認識は非常に大切であり、できるからやる、やってあげたいでは仕事として成立しない旨を職員は改めて感じ取ったと思います。
対応に関しても、迷ったり、判断に困ったら、即答せずに持ち帰り相談することは非常に重要であることを痛感した次第です。

できること、できないことをしっかり認識し、できない場合には、理由等をしっかりとお伝えする重要性を再確認しました。
今回学んだ内容は、職員一同、今後の業務に反映させていきたいと考えております。