9月の勉強会 -認知症を理解する-

9月の勉強会は、愛の家グループホームの管理者である関司先生をお招きして【認知症を理解する】をテーマに講義して頂きました。

当日の講義内容は以下になります。

1.認知症の症状には中核症状と行動・心理症状に分かれる
1) 中核症状とは⇒治りにくい
脳の細胞が壊れることによって直接起こる症状
記憶障害、見当識障害、理解、判断力の低下、実行機能の低下などが、これにあたる
2) 行動・心理症状とは⇒治る可能性がある
性格、環境、人間関係などの要因により精神症状や行動に支障が起きる
不安・焦燥、うつ状態、幻覚・妄想、徘徊、興奮・暴力、不潔行為などが、これにあたる

 

 【認知症の人への対応 ガイドライン】
1.基本姿勢
1) 驚かせない
2) 急がせない
3) 自尊心を傷つけない

2.具体的な対応の7つのポイント
1) まずは見守る
2) 余裕をもって対応する
3) 声をかけるときは1人で
4) 後ろから声をかけない
5) 相手に目線を合わせてやさしい口調で
6) おだやかに、はっきりした話し方で
7) 相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する

関先生ありがとうございました。
普段接している認知症利用者であっても、認知症の基礎や特性は知らないこともたくさんありました。
再度、このような勉強会で学ぶことで、日ごろの介護に役立っていくと実感しております。本日はありがとうございました。